妙法寺 立正庵 玄関の正月飾り  ワンコはジャスミンとごんぞう  兵庫県丹波市  2006.1.11
妙法寺 立正庵 玄関正月飾り 児来也凧 羽子板 独楽 門松 兵庫県丹波市 2006.1.11

  竹内正道著作集  
年頭所感
  壬辰  謹賀新年  己丑 新春のご挨拶  戊子 謹賀新年  亥年の新春を祝して  年頭所感
新千年紀幕開け
 

New Year impression
 
       
   
 
     



 

vol.140  2012.1.1

 

壬辰
 Mizunoe Tatsu 

 

 

 謹んで新春のお慶びを申し上げ、旧年中のご芳情と御尽力に心より感謝申し上げます。

 本年は壬辰(みずのえたつ)の年です。壬(みずのえ)は、草木の種の内に新しいものがはらまれていることを表し、辰は活力が旺盛になる状態で新しいものが旺盛になる年を表しています。

 昨年三月十一日の東日本大震災は想定外の未曾有で悲惨極まりない災害でありました。原発の事故は人類が経験したことのないものとなり、今後どのような影響が出てくるのか測り知れないものがあります。まさに国難ともいうべき事態です。この復興には永い忍耐と慧智が必要となりますが、法華経の説く大地から涌出する「本化の菩薩」の心をもつ多くの人の協力が必要となります。

 神仏を崇び先祖をまつり、年長者を大切にして家族や地域のために努力する倫理観をもち、自然との調和を大切にしていた過去の日本を取り戻すことが大切です。

 法華経は、自分自身で祈り、信念に生きることを教えています。冷え切った心を仏心にすることにより諸天善神のご加護を得て明るく幸福に生きる道を創るという新しいエネルギーによる社会再生のための活力旺盛な年になるようお祈り申しあげます。

 

合掌

平成二十四年元旦

立正山妙法寺住職  竹内正道

 

       年中行事

     1月 元旦 年始祭
     2月 3日 星まつり法会
     3月21日 総供養法会
     4月15日 妙見祭講話
     5月15日   〃
     6月15日   〃
     6月 3日 教区講演会
     7月22日 妙見夏祭
     8月16日 施餓鬼
     9月22日 秋彼岸会
    10月13日 本山会式
    11月13日 会式法要
    12月31日 除夜の鐘

 

 

 



 
 
 
 
 

vol.137  冬至 雪下出麦  2010.1.1

 

謹賀新年
 Happy New Year 

 

椿 ツバキ 鮮やかな濃いピンクの、妙法寺裏庭の椿の花 今から花開くところ 兵庫県丹波市 2009.1.19 丹波の自然  Nature of Tanba  竹内 康正 Yasumasa Takeuchi
鮮やかな濃いピンクの、妙法寺裏庭椿の花 2009.1.19

 

平成二十二年元旦

 

 謹んで新春の御慶びを申上げ、旧年中の妙法寺護持のご芳情に心より感謝申上げます。

 本年の干支は(カノエ)(イン)でありますが、庚は更(あらた)まるの意で、自ら新しいものに改まる年であり、寅も万物が芽を出し始める時のことであります。厳寒の環境で厳しさを意味する年でもありますが、ここ数年低落状態の日本ですから、新しい芽を温め育てる努力と忍耐の必要な年を意味しています。

 法華経に「不惜身命」という言葉があります。身命を惜しまず努力して衆生済度につとめることを教えているのですが、最近では、この言葉も遣いかたを間違えて自分の利益や名誉のため、金儲けのために粉骨砕身の努力をすることの意味と捉える文献が多くみられます。仏様も驚いておいでだと思います。法華経流布のため、本当の意味での不惜身命で生きることを新年にあたりお祈りしましょう。

 日蓮聖人は「命を大切に一日なりともこれを延ぶるならば千万両の金(こがね)にもすぎたり」と述べられています。命を大切に正しい信仰によりお題目の輪を広げる年になればとお祈り致します。

 本年もよろしくお願い申上げます。

                    合掌

妙法寺住職  竹内 正道

 

  平成二十二年  妙法寺 年中行事

    一月 九日 新年度評議員会   七月二十五日 妙見夏祭り
    二月 三日 星祭り法会     八月 十六日 施餓鬼法会 
    三月二十日 総供養法会     九月二十三日 秋の彼岸会
    四月十五日 妙見法話      十月 十五日 妙見法話
    五月十五日 妙見法話     十一月 十三日 御会式法会
    六月十五日 妙見法話     十二月三十一日 除夜の鐘

 

 

 

 

vol.135  2009.1.3

 

己丑 新春のご挨拶
 Tsuchinoto Ushi Greeting for New Year 

 

妙法寺 遠景 冬景色 天文22年 戦国時代 足立基則創建 智願院日岏開山 兵庫県 丹波市 2008.1.24 丹波の自然  Nature of Tanba  竹内 康正 Yasumasa Takeuchi
妙法寺 遠景 冬景色

 

 平成21年の新春を寿ぎ、謹んでごあいさつを申し上げます。

 今年は「立正安国論」奏進七百五十年正当の記念すべき年であります。

 日蓮聖人の鎌倉時代は、戦乱で明け暮れ天災地変も多く、飢餓疫病が重なる「悲しまざるの族(やから)一人もなし」の悲惨な世相でありました。このような時代を背景に、日蓮聖人が法華経の教えにより現世安穏、五穀成就、天下泰平でこの世が浄土になるよう北条時頼に奏進されたのが「立正安国論」です。

 そして苛烈な弾圧の中での信仰実践、法華経布教は深く人の心を捉えました。日蓮聖人の如来使法華経の行者の生き方は地涌の菩薩であり、暗黒な前途を照らす光明のように混迷を救済されました。

 七百五十年を記念し、身延山では世界平和多宝塔建立、京都博物館では日蓮聖人展が十月十日より開催されます。妙法寺でもインドの石材を用いて永代供養塔も兼ねた多宝塔を建立、三月頃落成の予定です。本年も例年のように以下の年中行事を計画しています。

 

 さて本年は丑年です。「牛のよだれ」、「牛の歩みも千里」のことわざのように、根気よく持続し、地道な信仰で妙法寺と総本山護持発展のため合掌の輪を広げたいものです。丑年にちなみ異体同心のご援助をお願い申し上げます。

 厳しい現実を「和」の心により一日一日を大切に暮らしましょう。

  皆様の御多幸をお祈り申します。

合掌
平成二十一年元旦
妙法寺住職 法華宗真門流宗務総長  竹内 正道

 

 

 

  

vol.131  2008.1.1

 

戊子 謹賀新年
 Tsuchinoe Ne Happy New Year 

 

妙法寺 山門 享保14年(1729) 大工西田弥八郎建立 鐘は中央  兵庫県丹波市  2008.1.24

 

 謹んで新春のお慶びを申し上げ、皆々さまの御健勝と御隆昌を祈念いたします。

 戊は草木が繁茂して盛んになること、子は新しい生命の萌え始めることを意味しており、「子」の字をネズミにあてるのは、ネズミのものすごい繁殖力の旺盛なことによります。

 平成20年は子年で十二支の一番目、旺盛な年と言われていますが、ネズミの研究家によると、1つがいのネズミは一年間に1154匹になると言われています。

 昨年の世相を表す字は「偽」で、殺人事件と災害の多い生命軽視の甚だしい一年でありました。「偽」や「鬱」の多い昨今ですが、新年は希望に萌え旺盛な生命力ある年になってほしいものです。

 

 さて、昨年は2月に釈尊が成道された聖地ブッダガヤで開催された釈尊生誕2250年大祭に出席したり、8月の「比叡山宗教サミット世界宗教者平和の祈りの集い」や11月の「第40回全日本仏教徒会議」などに全日仏評議員として参加させていただきました。世界の宗教と国際社会の状況を各国の宗教者代表から直接聞く機会を得ましたが、環境破壊、貧困差別、災害と戦争、テロ等悲惨を極めた報告が多かったです。

 そして解決は人間の心の中にある霊性、仏性、宗教心を高める以外にないと宗教者の自覚を促すものであり、特に恵まれている日本の宗教に対する期待が大きいと感じざるをえませんでした。

 日本は伝承された技術、芸術、道徳、倫理の国であります。きびしい現実がありますが、法華経の教えを信じ、お題目をお唱えして心豊に向上心をもって自分の心の中にある仏性にめざめ、自他ともに幸多い年になりますようお祈りいたしましょう。

 本年もよろしく御支援御鞭撻をお願い申上げごあいさつといたします。

 

平成20年1月1日
妙法寺住職   竹内 正道

 

 

 

 

vol.125  2007.1.1

 

亥年の新春を祝して
 Celebrate New Year for Idoshi 

 

 

 謹んで新春のお慶びを申し上げ皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

 本年は、亥年でございますが、動物ではイノシシの字が充てられています。猪は多産で成長が早く、集団で行動し忍耐強く用心深い性格で、知恵もあり家族思いであるといわれております。そんな猪の年でありますので、少子化や家庭崩壊、少年犯罪多発の状況から脱出する年になればと祈る思いでございます。

 

平成19年 元旦
丹波 妙法寺  竹内正道

 

 

 

 

vol.119  2006.1.1

 

年頭所感
 Yearly impression 

 

妙法寺 立正庵 玄関の正月飾り  ワンコはジャスミンとごんぞう  兵庫県丹波市  2006.1.11

 

 丙戌の新春をお慶び申し上げます。

 日蓮大聖人は、お正月のはじめに法華経を供養する心がすべての事始めであると仰せになっています。古くは正月には先祖の魂を迎えて祭る行事で盆に対応するものであったようですが、盆が仏教の行事になり、正月は年神を迎え新年の豊作を祈るようになりました。

 元日から七日までを松の内、七日を七草の節句、十五日は小正月としてお祝いをしています。一般に正月は初詣をしますが、神社仏閣にお参りをして一年の無事と平安を祈ります。その祈りは法華経を読誦し、お題目でなければならないと仰せになっているのです。お正月元旦は一家揃って仏前に合掌し、お題目をお唱えして今年の事始として下さい。

 アインシュタインは「日本人が神仏崇拝という尊い精神を持ち、家族という尊い制度を持っている」ことに神に感謝したいと言っておりますし、ヨーロッパ共同体を提案したカレルギーは「恥をかいて生きることよりは名誉の為に死ぬことがより美しく、盗みを働いて金持ちになるよりは貧しくあることが人間本来理想の生き方であり、日本人はそれを大切にしている」と言って日本人を評価していますが、昨今の日本人は何故こんなに酷いことになったのでしょうか。

 国会議員とか大学教授、一級建築士、塾講師の女児刺殺、耐震強度偽造、無残な殺人事件など「人の道に外れた」凶悪事件が多く、まさに日本は有史以来の危機です。その要因は何か、われわれ仏教徒は何をすべきかを新春にあたり誓願したいものです。

 現代の日本の教育は個人が生存競争に勝つための学力をつけることが中心で、極端な個人主義となり、高学歴はよい就職のためであり、働く目的は金儲けと享楽の追求であり、そのためには家族の絆も犠牲にされましたので、共存への安らぎが奪われ、人々の心は孤独になってしまい、子供の心が荒れています。民主主義の世の中では、価値観が多様化して「オレはオレ、お前はお前」と価値が相対化して価値基準がなくなり、自由も平等も身勝手に理解しているものが多くなりました。

 自由は個人主義で身勝手な人には拘束の無いこと、開放されることでしかなく、「倫理や道徳」から開放されることとなり、家からも、先祖からも、家族からさえも開放されることを自由だと思っています。「やりたい」と思うと「善か悪か」の判断をして、悪いことはしないという道徳心がなくなってしまうと限りない欲望のままに動物的、本能的になり目で見えるもの以外は認めない拝金、拝物主義となり、こんな人が増加して、餓鬼、畜生の世の中になりました。こんな親に育てられた子が「人を殺してなぜ悪い」と平気で言うのです。「不殺生」を聞いたことが無いし、自分勝手を人権だと思い、生命の尊厳も、生命連鎖親孝行も教えられていないのです。

 自由とは身勝手ではなく、自律心と他に対する責任があり「思いやりの心」が最も大切であることを知らなければなりません。

 仏教を信仰するものの誇りと信念をもって社会浄化に使命感を持って実践しましょう。

 人間の一生は短いものです。人にとって重要なのは何をしたかではなく、どのように生きたかということです。日蓮大聖人の教えにしたがって法華経精神で本年も一歩でも二歩でも精進いたしましょう。

 

立正会報  第37号    平成18年1月1日
妙法寺  竹内正道

 

 

 

 

vol.13  2001.1.5

 

新千年紀の幕開け
 The dawn of the new millennium 

 

 

     ◇◇◇◇  つつしんで新春のお慶びを申し上げます  ◇◇◇◇

 

 「家族の源流-足立氏ものがたり」を昨年の秋より書きましたのは、21世紀の課題であります家族の問題を千年の歴史で捉えてみたいと考えたからです。

 今年の正月は新世紀の新春であると同時に、新千年紀の幕開けの正月を迎えることになりました。

 20世紀の負の遺産を整理し、過ちを繰り返さないよう新しい世紀を積極的に生きようという願いから(つつしんで)新春をことほぎ、記念すべき年に足立氏千年の群像を調査していきます。

 つまり、権力の座から遠い存在であった足立氏の群像を見ながら「家の永続」の問題を考えたいと思います。それは家族の崩壊がいかに人びとを不幸にし、社会の崩壊につながっているかを痛感するからであります。

 

 私たちのこころの中には、彼岸を願うこころと此岸に生きれば良いというこころが共生しています。神仏の世界、先祖を崇拝しその永続をねがうという彼岸の世界は生命の根源に対する崇拝であり、つつしんで生きる生き方となります。

 家族の源流をたずねる旅は遥か彼方の先祖から人間としてのDNAを伝えられ、親から子へ、子から孫へと伝承されるものです。それはさらにさかのぼると生命の起源40億年前ということにもなり、生命が海から上がって植物・動物となったとされるころのことになります。これは法華経にいう「草木国土悉皆成仏」で表現されるいのりの世界へとつながります。

 

 今の日本人は過去とのつながりを捨てることが向上的な生き方であると錯覚しています。そして今だけを重んじて生きる刹那的社会をつくり、快楽を追う人が多くなってしまいました。快楽のみの人生は真実からは遠いこころの病む生き方です。

 先祖のことを無視し、家の永続を願うことなく、永遠の生命を考えなくなった人びとは、家庭に生きるよりどころがなくなり親子の断絶・家族の崩壊に悩んでいます。

 家族の崩壊は地域社会の崩壊であり、社会も教育も人の生命すらが危機的情況になりました。親を郷里に捨てて都市に核家族をつくらざるをえなかった人びとが高齢となり、悲惨な生活をしています。自分を鍛え、家族や社会のために献身する生き方が失われてしまいました。

 

 家族のため、他人の幸せのために自分の身を賭して生きた足立氏の生き方を千年の歴史で見ていきたいと思います。

 全国各地の足立氏について御教示頂ければ幸甚です。鎌倉、室町、織豊、江戸時代の順に足立氏の人物像を書いていきます。

 

平成十三年元旦

竹内正道

 

 

 

 



Λ

         
  自然 地球 生命 人体 幸せ
暮らし 知識 経営 歴史
竹内正道著作集
八島ノート  世界の名言
幸せのプロフェッショナル
Twitter  Twilog
Instagram  YouTube
LinkedIn  Andre_Louis
ご挨拶  竹内康正
 
    ©2017 Yasumasa Takeuchi